育児用品の選び方・通販ガイド

紙おむつと布おむつの比較

まず最初に、オムツには大きく「紙おむつ」と「布おむつ」の二種類があり、それぞれで異なっています。どっちを使おうか悩んでいる方もいるかもしれませんが、ここではこの紙おむつと布おむつの違いについて手間、経済性(費用)、その他のメリット、デメリットなどからそれぞれを徹底的に比較していきます。

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紙おむつと布おむつの比較一覧表

まずは、紙おむつと布おむつについて「費用(経済性)」「手間」「その他のメリット・デメリット」に分類してそれぞれを比較していきます。

経済性で比較

紙おむつの場合、使い捨てのためどうしても高コストになる。特に、新生児の時には毎日10~15枚ほどの紙おむつを消費することになるので、結構な費用がかかる。
一方の布おむつの場合は、一部のライナーなどを除き、基本的には再利用となります。そのため、経済性では、紙おむつに対して大きく勝ります。

手間

紙おむつの場合、終ったら丸めて捨てるだけなので手間はかかりません。ゴミとして出す必要があるので、その点は手間ですが、布おむつのように洗うのと比較すると楽チンです。また、外出時などはトイレでサッと交換できます。
対して布おむつの場合、終った後は必ず洗って選択をするという手間が必要になります。特に出先では、汚れた布おむつを処理しにくいので、さらに手間といえます。

赤ちゃんの健康

紙おむつの場合、どうしてもウンチの状態を確認せずに捨ててしまいますが、布おむつの場合は自分で洗い流すという工程が入るため随時確認することになります。ウンチは健康のバロメーターとも言われており、ウンチの状態を確認することで、赤ちゃんの健康管理に役立ちます。

また、布おむつは紙おむつと比較して通気性がよく、かぶれにくいという特徴もあります。女性の方なら分かるかと思いますが、赤ちゃんにとって通気性のない紙おむつでいるのは、生理用ナプキンでできたパンツを一日はいているようなものです。当然蒸れるし、ギャザーがついていて決して快適な環境とはいえないでしょう。
こうした面から赤ちゃんのとっては紙おむつと比較して布おむつのほうが快適といえるでしょう。

赤ちゃんの発育

ある程度諸説もあるのですが、紙おむつよりも布おむつを使っているほうが、オムツ離れが早いといされています。これは、布おむつを使っている場合、おしっこやウンチをする=濡れて気持ち悪い→おしっこやウンチをするという自分自身の行為を認識しやすいためといわれています。(トイレトレーニング)
比較して紙おむつの場合は、あかちゃんが不快にならないための対策が施されているのでそうしたことに気付きにくいという面があるそうです。

その他

紙おむつの場合、すべてを捨てる(廃棄)するだけですが、布おむつの場合は捨てるのはライナーくらいであとは繰り返し使うのでゴミが少なく環境にも優しい。

 

個人的な見解:紙おむつと布おむつの比較について

こうやって上で冷静に比較をしてみると、布おむつのデメリットというのは、経済性の項目を除いて基本的にお世話をするパパやママにとってのデメリットであることが多いんです。
例えば、頻繁に取り替えるのが面倒、洗うのが面倒といったことは赤ちゃんの都合ではなく、親の都合です。赤ちゃんにとって快適な環境というのはどちらかというと布おむつのほうではないでしょうか?(もちろん濡れて気持ち悪いというのはあるでしょうが)

ただし、布おむつが決して万能というわけではありません。例えば外出時のトイレを布おむつで対応するのは交換の回数もそうですし、処理も大変です。夜中に何度も起こされたら、親だって大変です。
こうした時には紙おむつは非常に役立つアイテムだと思います。外でトイレをしてもおしっこくらいなら問題ないですし、ウンチをしても取り替えるのにかかる時間も出てしまったごみを処理する時間も短時間で済みます。
夜中だって赤ちゃんのトイレで何回も起こされて寝不足になってイライラしながら対応するよりも夜中の間だけは紙おむつを使わせてもらって昼間は布おむつにするという洗濯だって全然アリだと思います。

関連記事:紙おむつと布おむつの使い分け

上記では、一般ユーザーによる紙おむつと布おむつの使い分けに関する質問やクチコミを掲載しています。紙おむつにしようか布おむつにしようかとお悩みの方はぜひご一読下さい。